ふくち

gifted/ギフテッドのふくちのネタバレレビュー・内容・結末

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

母親って人生でいちばん影響があるって思ってる。幼少期の思い出なんて消えない、環境は選べないで。
天才児の教育って親も叔父さんもおばあちゃんもスーパーエリートやん。その時点で他の子よりは良い環境。家に数学の本いっぱいある。少し想像と違った。

おばあちゃんは自分の夢を娘や孫に押し付たい。母親が自死を選び、同年代と壁ができる姪っ子をみて、育てるべき環境を自分にあるはずだった人生を思って迷う。

結果論でいえばおばあちゃんといた方がいいんじゃないかとさえ思った。個々をとるか人類をみるか。
こんな情が入ったストーリーであれば叔父さんと暮らす方を望む、そういう結末に向けて作られてるし。
でもこの現実の世界で数学界のトップの人たちを見て、その人の人生をその功績以上に気にかける人がどれ程いるか気になる。
姉はそんな功績を残すことより、娘の平凡な生活を望んだってことがすべてだけど。
おばあちゃんにも娘に対する愛があったけど自分の感情優先だった。それでも娘の走り書きを見て泣くところとか。

アメコミファンてだけで見たけど、子役の子かわいいし演技上手くて驚いた。
ふくち

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