加藤亜季子

gifted/ギフテッドの加藤亜季子のレビュー・感想・評価

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)
3.5
うーん、期待して見たけど、ふつう。
このテーマで大外しはしないだろうから、ひどくつまらなかったわけではないけど、ありきたりのストーリーに先の見える展開で、ふつう。
平仮名でふつうって書きたくなる感じ。

子役のまつげがすごくて、何度もまつげを見てしまった。
ストーリーはどっかで見たことあるようなストーリーだなあ。
てかお父さん、ちゃんと働けば裁判ももっと問題なくスムーズだったのでは?
あと先生の女性的魅力がびみょ〜〜
お母さんは娘のことも愛してたんだから息子のことだって愛してるはずなのに、親子で裁判なんてやめてよーって思いました。
女の子の天才具合ももうちょっと見たかったかなー。
単に難しい数学を解けるだけじゃなく、なんか生活とか親子関係でもその鋭さが見えるエピソードが1,2個あれば良かったのに。

あと一緒に観ていた母と私で1番大批判だったシーンは、愛猫が保健所に送られていたシーンです。
ありえないっしょ。論外でしょ、そんなやつ。
これから自分たちの娘になる子が大切に育ててきた猫を保健所に出すってどういう神経してるの?その事実を知った瞬間に、誰がなんと言おうとその人たちがどんなに優しいことをしようと、一瞬の間も与えず極悪人スタンプをバーンって押すわ。
と、ペットを愛する私たちは思いました。
裁判官になったら絶対的に公平でなければいけないけど、もし私が裁判官で被疑者か誰かがペットを虐待したとかいう事実があったら、その他の証拠考慮しなくても悪い人認定しちゃって公平な判断くだせないわ。まあ裁判官にはならないからいいけど。笑
なんて母親と途中話しながら観てました。

アイアムサムもそうだけど、シングルファーザーの親子には面倒見が良くて愛情深い良き隣人が必要なんだね。

この映画のポスターは好き。
数学の美術品は作りたくないなー。監修の先生に全部おまかせですな


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