映画館で鑑賞しました。
皆さんの書かれてある通り、映画の前半は吉高由里子演じる殺人鬼の人生が描かれていて、結構グロテスクで残酷なシーンが出てきます。後半はラブストーリーというか、本作の中核部分が現れていて終盤は泣けました。
映画の前半にあるいくつかの伏線が後半にしっかりと拾われていてみていて後腐れなくなるほどなーっと思う場面が多々ありました。
今回は生まれながらにして生きる意味がわからず人を殺すことで生き甲斐を感じていた主人公が、松山ケンイチ演じる男性に恋をして初めて生きる意味や誰かのために必死で生きようともがく姿が印象的です。
殺人鬼には共感できませんが、こういう必死で誰かのために、何かのために生きようとする姿って何でこんなに感動するんでしょうね…後半は涙がボロボロ止まりませんでした。
また何と言っても松山ケンイチの演技がピカイチです！！！松ケンの切ない顔を見るだけで心がギュッ締め付けられます。ダム近くの橋のシーンは吉高由里子と松山ケンイチの白身の演技で号泣でした…人を愛するのって最高に幸せで最高に苦しくて辛いことなんだなと…。
クセはある映画でしたが、個人的に大満足な映画でした！！！オススメの一作です♪
