Amelie

ミラクル7号のAmelieのレビュー・感想・評価

ミラクル7号(2008年製作の映画)
3.3
チャウ・シンチーの中では子供も楽しみやすい一作でした。まずは今作で重要なあるキャラクターのデザインや動きが非常にかわいらしいので、それだけでも楽しめたと思います。周辺のキャラクターたちもかなりクセが強いキャラクター揃いで、そのキャラクター性がゆえに巻き起こる数々の出来事のコメディ感がバカバカしいけれどもちゃんと笑えました。また泣きどころもしっかり抑えられていて、展開的には「何度やられてきたんだ」と思ってしまうのですが、演出やキャラクターのちょっとしたセリフからしっかり泣けるシーンになっているなと感じました。それでもやはり全体的なバカバカしさや王道感、ベタさみたいたところがあるのは否めません。個人的にはそれがハマりきらなかったので100%は楽しめませんでしたが、チャウ・シンチー作品の中では比較的に子供から大人まで幅広く勧めやすい一本な気がします。
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