りん

拷問男のりんのネタバレレビュー・内容・結末

拷問男(2012年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

妻と別れた後でも、定期的に娘と過ごし、
溺愛していた。

元妻の家の窓が壊れている事から不用心だから直すと言っても、断られ心配していた矢先、その窓から娘が何者かに連れ出されて行方不明になってしまう。
警察も、周りの人も必死に探し、
見つかったと聞くも、無残な姿で見つかってしまう。
半年だっても進展がなく抜け殻になっていく。
気分転換に弟にパーティーに誘われ、
仕方なく顔を出し、部屋で休んでいると、
弟の秘密のノートを見つけてしまう。
そこには今まで行ってきた殺人を細かく書き残していた。
そこには自分の娘の名前も…。

警察に犯行ノートを渡そうと思うも、
自分で復讐する事を決め、
拷問する器具から方法まで念入りに調べて
地下室に拷問部屋を作る。
弟を薬で眠らせ死なないように傷口をバーナーで焼いたり、拷問が苦手な人にはとても耐えられないようなシーンがたくさんある。

拷問して復讐した後、
実は犯人じゃなかったパターンをずっと予想していたけど、
やっぱりそのまんま弟が犯人だった。笑

警察にもバレてしまい、
最後にとどめを刺す時に、
娘との思い出がよみがえり、殺すのをやめ自首する。罰を与えたら警察に連れて行くと娘と約束し、自分も同じ殺人者にならないようにするために。

個人的には、ちゃんと最後までやり遂げて欲しかったけど、
自分を見失わず、ちゃんと父親としていたのが良かった。
この映画を見たあと、しばらく考えさせられた。
自分なら、地獄に落ちても殺人者になってもいいから、殺してしまうだろうなぁ〜って思う。
りん

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