ShukoNakamura

METライブビューイング2016-17 カイヤ・サーリアホ「遥かなる愛」のShukoNakamuraのレビュー・感想・評価

4.0
超絶楽しみにしていたルパージュ演出!
MET史上、女性作曲家は2人目ですって!しかも単独公演は初めてだそうです。
物語は古典だけど現代オペラ。見もしない相手に恋をする、理想を描いちゃう空想妄想の恋模様、なんだかちょっと共感できます。
映像の魔術師であるルパージュは、約5万球のLEDで光の海を作り出し、幕が開いた瞬間あまりの美しさにため息。幕間のインタビューで、美術のカリーは、海も楽器、ピアノの弦のようで音に反応する、みたいなことを言ってました。演出なのか美術なのか照明なのか、視覚的絵的にかなりうっとり。
女性作曲家に女性指揮者(美人!)、中性的な巡礼の旅人も女性で、なんかいろいろ泣けてきました。
キラキラしてて絹のようなマジカルな曲には音浴効果があるようです。
ShukoNakamura

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