このレビューはネタバレを含みます
東野圭吾さんが原作なので期待していましたが…。
西田敏行さんの演技は最高。
病院での西田敏行の言葉は身に染みた。
そこだけ。
全てのストーリーが中途半端、それぞれのストーリーに重みが無い。アイディアは素晴らしいけれど｢おおっ！｣と驚く伏線が無いのに回収が強引過ぎている。
涙一滴どころか、冷めきってしまった。
詰め込み過ぎて勿体無い映画。
設定がしっかりしているのは、店主と女社長くらいなのかな。若者3人の関係性が不明。あれだけ時間を使った魚屋ミュージシャンと、それを継ぐ女性ミュージシャンのストーリーが何でこんなに薄っぺらいの？歌が下手なの？
グリーンリバー娘の心の葛藤の描写が無さ過ぎて勿体無い。いや、女社長に未来に起こる事を全て教えてしまったらダメでしょ。病院は綺麗過ぎだし…。
期待が大き過ぎた。
