このレビューはネタバレを含みます
いつ目覚めるかどうかわからない
ずっとこのままかもしれない
そんな先が見えない中
祈り願い信じ続けた結果の奇跡の物語！
想像を絶する戦いでしたね
いやもう激闘と言うべきか…
目が覚めて光明が見えた！と思いきや
またゼロからのスタート…
医学が進んでも脳の構造ってまだまだ
わからないことが多いんですね
一番大事なことだけが
すっぽりと抜け落ちるというのも
何とも不思議なものです
しかし声を発して
会話ができるレベルまで回復するなんて
発症した時の壮絶なシーンを見る限りは とても信じられませんでした
リハビリもそうとう辛かったことでしょう
最終的には思い出せなかったところ
ここがやっぱり実話のすごいところですね
まあ普通の創作の物語なら
何かのきっかけで
記憶が戻ると思うんですよ
「もう一度好きになったから」
「俺はずっと好きでした」
これは泣かずにはいられません
土屋太鳳の正に体当たりの演技の作品でした
代表作と言ってもいいんじゃないでしょうか
でもエンディング曲は素直に
「ありがとう」でいいと思うんですけど…
あと歌舞伎は…うーん…
ああ感動の映画なのに
ケチをつけずにはいられない性分が
出てしまいました
ごめんなさい
余談
同じ病室になった少女
どこかで見たことあるなと思ったら
「まれ」で土屋太鳳の少女期を演じた松本来夢でした
