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ディセンダント2のmatchypotterのレビュー・感想・評価

ディセンダント2(2017年製作の映画)
3.9
3部作×4シリーズ、グルグルローテーション。
Part.Ⅴ。2周目②。これで中間地点。

マル、ダヴキャメロン。初々しさから垢抜け少しシャープになってまた可愛くなってる。

ちょっとリアル“エルサ”の領域に達してる。最高にイカしたヴィランガールであり、ついにビーストのイケメン息子と婚約が間近に迫るプリンセスでもある。
この前と悪が混在するキャラクターにめちゃくちゃフィットしてて小悪魔的な天使というか、素敵。
最後の黄色と青のドレス姿、からの紫ドレス、これが似合うなんて想像を超えてくる魅力。めちゃくちゃお茶目で可愛い。

この作品の劇中歌“Space Between”はキャッチーさを極めた名曲。王道のメロPOP。この作品観たことなかったのに、この曲だけをやたらと聴いてた時期がある。
ついにそのシーンが観れてとても嬉しい。

善の世界で2人の将来が決まっていくことに窮屈さや慌ただしさを感じ、どこへ行くにも取材に追いかけ回され、式典やら何やらの決め事を迫られ、どこか辟易してくるマル。

悪の島で過ごしてた頃は、好き勝手やってきてた。その“ないものねだり”が恋しくなってきてしまう。
ついつい出来もしないことを求められ、必死に取り繕う、、、“呪文の本”で。
そんなことから、マルは心が折れてしまい、島に戻ってしまう。

ここからがスゴい。“ウーマ”の登場。キャラが立ってて、また違った存在感を放つヴィランガールが、マルと王の間に立ち塞がる。

愛と友との絆を知り、共に立ち向かい、一度は諦めても一緒に乗り越える。そこに善も悪もない。

元々、善だの悪だのの垣根にノーボーダーのこのイケメン王子も結構好き。見た目以上にそういう先入観や色眼鏡で相手を見ない純粋さがカッコいい。

ザックエフロンとヴァネッサハジェンス級がまた観れるなんて思ってもみなかったので、予想以上にテンション上がった。

最後も名曲。『ハイスクールミュージカル』でもあった王道のフィナーレって感じだけど、みんな色々噛み締めながら楽しそうだし、カッコいい。

このヴィランの子孫4人のかけがえのない絆を感じられてちょっとホロッとしちゃう。
この4人の仲の良さ、すごく素敵だわ。この2作目はこの4人の友情が光る。こんな友達いたら怖いものはないな。

曲は前作よりもこっちの方が好きなので個人的にはこっちの方がエモかった。
さぁ3作目はどんなエモさが来るか、楽しみ。


F:1980
M:11783
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