captainfunk

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?のcaptainfunkのレビュー・感想・評価

3.7
if もしも
あの時 ああしていたら

映画スライディング・ドア
もし?電車に乗り遅れなかったら?第一幕
もし?電車に乗れていたら?   第二幕
と同じ並行世界モノSF?というか
分岐していく世界感を観るファンタジーが今作。

タイトルの
打ち上げ花火下から見るか横から見るか も
下から観た世界感
横から観た世界感
という意味でリライトされている。
主人公、二人の最寄駅の名前も もしも駅(漢字忘れたw)
印象的に描かれる舞台にウィンドファームが出て来るが
花火のような円の象徴として下から観たり横から観たりといった演出
で見せている
灯台のライトも円運動ですよね
円 まさに ループといった意味もあるんでしょう

今作はタイムトラベルというよりやり直し系、ファンタジーなので
どうやって戻った?とか詳しいロジックを求めるのは野暮!でしょう
どうやって戻った?とか詳しいロジックを求めるのはヤボ!でしょう
大事なことなので2回書きましたw

及川なずな
彼女の心情、花火大会をキッカケに家出ではなく、駆け落ちをしようとする気持ちに共感出来るか?
彼女が本当に好きだったのは?誰?
または本当に好きだったのか?

島田典道
同級生。なずな、よりちょっと背が低いけど
なずなの事が好き?憧れ?
ラストっ~かどこの世界線に戻った? どこ行った?

安曇祐介
本当は好きなんだけど典道にゆずろうとする世界線の祐介
俺 絶対告るから!の世界線の祐介

リライト物なので別物として観れないとキツい
アニメならではの表現を楽しめないとキツい
声優云々いうヤツにはキツい

十分に見所がある リライト作だと思う
ある意味では観る側、あなたが
現実の世界に引っ張られすぎているか?
疲れているか?
夢を観る事をあきらめていないか?
のリトマス紙になるのでは?
captainfunk

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