このレビューはネタバレを含みます
全て個人的な感想です!!!!!
一言で言うと、この作品は私には合わなかった。
この作品の世界観が好きな人もいるだろうしどう感じるかは人それぞれだと思う。
好みの問題であって、私のレビューが直接この作品の良し悪しに繋がるかはまた別とする。
記録用
どのキャラクターにもイマイチ感情移入出来ず、感動出来なかった。
主人公とヒロインの心の葛藤が物足りない、大人が初対面の子供に対してあんな殴り方する?!
似たようなシーンがわりと長めの尺で繰り返される。
あからさまなCGの違和感。
考証脳な人にはあまり合わないかも。
オープニングは、映画館で観てよかったなぁって思う映像美と音楽だった。
フィラメントのifや、冒頭の水中シーンは美しく描かれていて良かったと思う。
きっと作中も主人公やヒロインの心情を、アニメーションで表現してるんだろうけど、私は上手く感じ取れなかった。
広瀬すずちゃん演じる なずなが結構やりたい放題で魅力的に見えなかった。
ミステリアスな女の子が好きな人にはハマるのかもしれないけれど、仕草や動きがあからさまに狙っていて気になった。
菅田将暉くんのアフレコは少し棒読み感があって(そこは典道を演じる上での役づくりでもあるんだろうけど)微妙な印象。
性格もうじうじしてて、キャラと本人の声質があまり合っていないように感じた。
音響が馬鹿でかい音でつらかった…
時を戻す際に鳴る音が耳を塞ぎたくなる程
不愉快な高音だった。
視点がコロコロ変わって、プラスCG表現が多いから酔った。
多分この作品のコンセプトに『球(まるい・まわる)』があるから、出てくる校舎も丸く、螺旋階段、瞳、風力発電、灯台の光、等がよく回ってた。
映像も流しで撮っていて、落ち着かなかった。
いくらパラレル展開とはいえ、
唐突に進んでいくストーリーも違和感があってよくわからないまま終わっちゃった。
原作をしっかり見るべきだったかな
とは言うものの原作見てみたいなと思う作品でなかった。
コクリコ坂から と アリエルのオマージュ有り(個人的に思っただけ)。
水の表現は、例えるなら京アニっぽくて好き
音楽も一曲一曲の構成がしっかりしていて、シーンを盛り上げていた(神前暁さん)。
「分からない」けど、「つまらない」ではなかった