このレビューはネタバレを含みます
何が言いたい作品なのかよくわからなかった。
最初に時を戻してからは全て主人公の男の子の妄想に過ぎない感じだし、それを見せられているだけなのは何だかなぁ…。
ラストで少年が学校に来ていなかったから「駆け落ちでもしたのか?」と思ったりもしたけど、妄想でしか彼女の手を取れない少年の事だから、引っ越してしまった彼女を想いながら不甲斐ない自分に遣る瀬無くて学校をサボってるだけな気もする。
大人になって夏に花火を見てふとあの頃のことを思い出して「ああすれば良かったのかなぁ」なんて妄想して「いややっぱ無理だったな」と苦笑してるような映画に感じた。