少林36房

イタズラなKiss THE MOVIE3 プロポーズ編の少林36房のレビュー・感想・評価

1.7
昨年上映された一作目から続く三部作の
最後を飾る(?)三作目となる本作。

上映館数が一作目の時はそれなりにあったものの、
二作目の際は大幅に減少。
そして三作目となる本作は日本全国で恐らく一館のみで、しかも一週間のみの上映。
更に、劇場パンフレットは製作されず。
そのように至った経緯の“悲しい理由”は
充分憶測できるのですが、
あえて説明しません。お察しくださいませ。

で作品についてですが、
まず強く感じた事は
過去二作品において美沙玲奈演じる主人公が
その芝居によりアザトい女に見えたのですが、
過去二作品に比べて今回は主人公の、
そのアザトい女感が更に強くなった事。
「美沙玲奈、吹っ切れてヤケクソになったのかな?」とまで感じました。

あと撮影において撮影が良いカットと悪いカットがあり、その差が目立った事。
まるで学生映画のような酷い撮影のカットが
チョイチョイありました。
終盤の雨の中のキスシーンでも
「おっイイね!」と思った直後、
「学生映画かよ?素人撮影か?」
と思う様なカットになりガッカリ。

そして「ダイジェスト集か?」と思えるような
早いうえに、とびとびな物語展開。

更に過去二作品より更に高まった
深夜ドラマ臭さ。

いやいや、悪い事ばかりでは無かったですよ。
撮影が良かったカットが多々あったし。(一部除く)
他にも良いところは・・・思い出せないけど・・・
・・・多分あったと思う。多分ね。

以上、昨年上映の一作目から三作品を
劇場で観賞してきたオジサンの
マジメな感想でした。

2017年11月に映画館で観賞
少林36房

少林36房