アンソニー・ロビンズ あなたが運命を変えるののこのネタバレレビュー・内容・結末

アンソニー・ロビンズ自身が言うように、まさに「執念」がないとあのような情熱をキープできるわけがないなと。「自分のような思いを誰にもさせたくない」という強い想いからくる他者への思いやりと情熱、そして行動。いくら論文を読み漁ろうと、理屈を捏ねようと、彼の行動は誰にでもできるものではない。それだけで尊敬に値するし、憧れる。
自分も数年前に似たような（アンソニー・ロビンズのものほどとは言わないが）セミナーに参加したことがあるのだが、あの時感じた愛や熱意や希望は今は鎮火してしまっている。彼が「“瞬間”なんてものはない」と言うように、たったその瞬間で生まれ変われる人などおらず、日常に戻った後にどれだけイメージの落とし込んで行動に移し続けられるか、その「努力」が出来るかが重要なのだと思う。
自分はこれほどまでに恵まれているのに、何をくすぶっているのだろうか、何が自分を妨げるのだろうか、と己を見つめ直す機会となった。