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ぼくの名前はズッキーニのaypのレビュー・感想・評価

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)
4.5
※下書き保存溜めしてたやつです。

約1時間の短編だけど深い話🥺

いわゆるストップモーションアニメーションの映画で、2年かかって完成した作品のようです、、、凄いですよね…!

メイキングの動画を見てくださればわかるのですが、声のとり方(外国語の方です)もドキュメンタリーみたいな、自然な感じを意識して撮っていて、キャラクターも些細な動きとかもちゃんと表現されてて、目線とかも細かく動かされてて、人形やけど表情とかも分かるようにとかめっちゃ工夫されているので是非見てほしい!そしてどちらかと言えば字幕版で!🤩

聞くところによると、原作小説があって、そっちの話は大人向けな内容みたいなのですが、この映画版では子供向けというか…ちょっと色んな意味でシビアな?言葉は大人にしか分からないように表現されてたりするので(雌鳥発言とか)モロな感じが苦手な人でも見れると思います!🙄

僕の名前はズッキーニという題名通り、親からネグレクトを受けている主人公は母にズッキーニというあだ名で呼ばれていて(ズッキーニは傍から見たら悪口)本人はそのあだ名が母からの愛情だと思って大事にしてるんですけど、この状況でもう胸が痛くて… 母が事故死してからズッキーニは養護施設で住むことになって…という話。そこであった子達はみんな心に傷を抱えていて、そんなみんなとの生活が子供目線から送られていて、子供の頃は大人とは考える視点が違うなと漠然と感じました。

会話もそんなに多くない、顔で語りかけてくるタイプの映像だからこそ、とても引き込まれます。

登場するキャラクターは、少し頭と目が大きい一見かわいくも見える見た目なのですが、話は暗めです…ですがそこをあの独特の世界観でどん底ぐらいに落ちないよう支えてる感じです!(?)最後も全然バッドエンドとかじゃないから予告みて不安なってる人も安心して見てください、!笑

最後に一言…シモン兄貴肌すぎか…!!笑
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