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チップス先生さようならのayakoのレビュー・感想・評価

チップス先生さようなら(1969年製作の映画)
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堅物な教師が愛を知り、派手な女優は舞台を降り、円熟した夫婦関係を結ぶ。
皆の心配をよそに、この妻を持ったからこそユーモアを覚え、ずっと教壇に立てたようなもの。

「さようなら」のタイトルの意味に終始そわそわしたけれど、思ったより深い意味はなくてほっとした。

ピーター・オトゥールは「アラビアのロレンス」のイメージが強かったけれど、この教師役は、妻と出会う前後、教師として歳を重ねていく過程、と本人の心境の変化がありありと描かれていてとても良かった。

ミュージカルにする必要があったのかは謎。
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