椎良

夜は短し歩けよ乙女の椎良のレビュー・感想・評価

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)
3.3
御都合

〈夜を歩く黒髪の乙女、彼女に惚れているその先輩。時間さえ歪むような、とんでも一夜は既に始まっている〉

独特の作風を持つ湯浅監督×独特の世界観を描く森見登美彦原作タッグ、原作は既読。

荒唐無稽の塊。小説も大概だったが、アニメーションという体を取ったことでその度合いは磨きがかかる。乙女の人物像と声が完璧。
夢の中のような支離滅裂テンションと演出の前衛的な部分が大き過ぎて、物語が入ってこない。それは悪い所でもあり良い所でもあるが…
なにか目新しさが欲しい人は観るとヨシ!
椎良

椎良