こばし

夜は短し歩けよ乙女のこばしのネタバレレビュー・内容・結末

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

テンポが早すぎてついていけないし早口で何言ってるかわからないし、原作を読んでないと話の筋がわからない(これほど苦痛なことはない)。
多分クレヨンしんちゃんが主人公なら納得いくんだなぁ。この展開って。向こうのほうが笑わせてくれるし泣かせてくれるはず。

ナカメ作戦をスパイ映画よろしく描いた方がだいぶ脚本的に面白そうなんだけど、原作はそこにフォーカス当ててないのかな?


きっと趣があるのであろう謎な踊りやお遊戯を延々と見させられる辛さ。
コメディなのにほとんどの客は笑ってないし、ネタも…なんなんだろう、鷹の爪団のほうがまだマシかと思えるような内容で閉口モノ。

女の子を中心に描かれている場面で心情描写が全くないので行動に理由が見当たらない。
その上最後の最後で「実は先輩のこと…」ってなんだそりゃ。
そんなこと作中で全く描かれてないし、そう思わせる工夫もないんだから、この女の子の描き方には本当に辟易する。
ご都合主義を通り越して無茶苦茶なストーリー進行。アホか。

ファンでない自分は全く楽しめなかった。初見さんお断り映画です。
ファンムービーならそういうふうにPRしてほしい。
原作読まないとわからないコンテキストを映画というメディアで提供してはいけない例として秀逸。

勘違いして楽しみにして本当に残念だった。
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