他の地域と比べた訳ではないですが京都の学生生活て結構独特で、中に入り込むとディープで変な人がたくさんいたりして、さらに暗闇には妖しいモノも居そうで...
そんな京都の雰囲気をこの作品の世界観やデザインが上手に表現できていたと思います。
左京区、京大、宝ヶ池、出町柳、進々堂、懐かしいワードや風景も満載で僕自身も本当に「屁」みたいな学生だったけど、それでも「黒髪の乙女」みたくけなげに好きになってくれた子がいてくれた。今にして思えば感謝です。
原作とか全然知らないんですが作品自体は「童貞こじらせモノ」でかなり好き嫌いの分かれる内容であることは間違いないですが意欲作ではあると思う。
何より観た後、街へ出て誰かに出会いたくなりますよね。
昔懐かしいロッテの小梅のCMを思い出した。
この監督、次回作が続けてあるんだ。そちらも観てみようと思います。