せりな

いぬやしきのせりなのレビュー・感想・評価

いぬやしき(2018年製作の映画)
3.0
舞台が新宿なので見慣れた風景で戦ってるのは面白かった。

原作は未読なんだから違いは分からないんだけど、犬屋敷の糧環境が父親に厳し過ぎて何があったんだよってなった。ちょっとうだつが上がらない父親だからといって、あそこまで辛辣だと見てて辛いし、最後のシーンもしっくり来なかったよ。獅子神もサイコパスなんだか、自分の環境に対する不満から来てるのか中途半端な感じがしたな。

あと、不思議だったのは自信は神が犯人だと警察は何故直ぐにわかってたのか。あの家から出てきたのを目撃されたとかなら犬屋敷さんも出入りしてるし何か決定的な証拠があったのかな?

邦画はあんまり見ないんだけど、人間の内面を掘り下げてる系の方が好きだと改めて思った。
脚本に引っかかると気になってしまってしまう。
カメラワークはアニメや漫画っぽい構図があって日本人監督の個性を感じたな。
せりな

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