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劇場版ポケットモンスター キミにきめた!のugoのネタバレレビュー・内容・結末

1.0

このレビューはネタバレを含みます

今回原点回帰ということもあり、初日楽しみに映画館に行ったが、あまりにも酷すぎた。下記ネタバレ含む。


良かった点
〇ピカチュウの描写が可愛い

悪かった点
○エンテイ、ライコウ、スイクンの役目は?
ホウオウの虹の羽を持つサトシを見定めに訪れるという設定であったが、エンテイとの出会いは他プレイヤーが先に発見し、傷ついたポケモンを見てサトシが探しに行った。スイクンはサトシが寝てる間にマコトと会っているだけ。(サトシを見る描写無し)ライコウだけ唯一サトシを見定めに来た演出だった。

○ロケット団が話に絡まない
タケシ、カスミを登場させないところに何かこだわりを感じていた。しかし、登場するロケット団は勝手にサトシの後ろについて行き、サトシの知らないところで勝手に自爆するという全く必要性を感じない扱いだった。これが30分のアニメだったらサトシに絡まない回があるのも充分納得出来るが、映画でこれはないと思う。

〇マーシャドーの存在
わざわざ出す必要も無いほど話全体を通して空気。

〇ピカチュウが喋る
これが1番NG。
人の言葉が喋れないポケモンとトレーナーとの友情であったり、信頼関係が一番の魅力なのに、20年積み上げてきたものを一時の歪んだファンサービスのためにすべて崩した。もちろん今までも喋るポケモンはいたが、20年間喋らなかったピカチュウが設定上では冒険の序盤で人の言語を話すというのがやはり何度考えても許せない。また、声優もそのままのため萌えボイス気味で非常に不快。
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