良くも悪くも米村正二の本。
物語の取捨選択が絶妙でいいエピソードをいい塩梅でアレンジして繋いでくる。
その為のキャラクターのリストラは20年前の視聴者の立場としては悲しいが、お陰でストーリーにブレがない。
また、誰かを倒す、悪を打ち砕くというのを目的にせず、あくまで冒険譚に徹しているのも良い。
音楽もゲームやアニメシリーズのアレンジが上手く取り込まれていて、引き込まれる。
感動しましたし、音響の作りも良かったのでBD購入は確定したいと思いますが、やはり米村脚本。
ラストはふわっとよくわからない展開でオチていったので、スコアとしては5点満点で、10点付けて2点マイナスという感じです。
マイナス2点は先のよくわからない概念世界に行ってしまった部分と、凄いいいシーンなのにキャンディの「お星様にいっぱいお願いしたら来られたクル」が聞こえてしまって笑うのを耐えないといけなかった部分。
