ほーむず

劇場版ポケットモンスター キミにきめた!のほーむずのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

スコアなしは0点に等しいから。

リメイクというかやり直しなんてなかなか出来るものじゃないのにこれにその弾を使ってしまうのは非常にもったいない。

まず最初は絵が綺麗になり基本的には焼き回し。パラレルワールドと割り切ったが…。

あの頃のトレーナーは見るべきという話を当時死ぬほど見かけたが、その懐かしさが逆に良くない。

思い出があるからこそこのダイジェスト感は批判すべき点でそれぞれに思い出の話があるだろうがこの話は有名だし泣くよね?覚えてるよね?という思い出を押し付け、ただ辿るだけのものにしたのが失敗。
むしろ少し違うせいで薄い記憶はこのダイジェスト+改変により書き換えられる。目線はサトシだが前とは違う。
ホウオウに会いに行くよ!ってのを現実にしたが結局懐かしさを押し付け記憶改変をする。

そしてここまでの道をこの作品によりダメにされたと言ってもいい。

どうせやるなら媚びずに完全オリジナルでやれと言いたい。

オリジナルパートも謎だけど。
エンテイはサトシより先に他の人に見つかったがギリギリ許す。スイクンはそもそもサトシに会ってないしライコウは後ろで吠えてびっくりさせるだけ。
なんだこの犬どもは…。

そしてマーシャドーね。
マーシャドーの力?でサトシがポケモンがいない世界を経験する。
そこは灰色でサトシは普通に学校に行くがなにか足りない、ピカチュウが見える。
そしてこんな世界は嫌だと、ピカチュウがいる世界に戻ると。
ここいい書き方してるんだけどこの世界って今この映画見てる僕らが生きてる世界じゃん?ひどくね?とまあこんな捻くれた意見が自分の中に出てきたりもした。まどマギみたいだったね…。

あとは一番やってはいけないことをした。
まあこれを言うとピカチュウは元々話せる設定だったじゃんという人はいるが構想段階での話じゃん?あれから何年経った?と言いたい。
そう、ピカチュウが喋ったことだ。
なぜここで?ここまできて?これも先に述べた思い出をぶっ壊すものの一つ。
なぜ完全なオリジナルでのやり直しをしなかったのか。なぜ僕らの思い出を壊すのか。
なぜEDがあれなのに中身がこうなってしまったのか聞きたいですね。

そしてサトシ図鑑を開け!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ほーむず

ほーむず