このレビューはネタバレを含みます
とにかくとにかくとにかくとにかく衣装がカッコいい!!!!
音楽の使い方、登場シーンの派手さもとても良かった。
テンポが早くて今っぽいと思いつつ、あまりに早くて薄くなりすぎかなとも思った。
お互い「サイコ」な敵役との違いは身近な人への愛があるかどうか。そして最後の一歩のストッパーになってくれる人がいるかどうか、なんだろうな。
ここに人間的な温かみを残すことで、観客の心を掴む悪役にしているのだと思った。
エマ・ストーンの顔が、エステラからどんどんアニメのクルエラの顔になっていくのがすごかった。あんなに可愛らしいのに表情がどんどんクルエラになる。
見せる角度、陰影の付け方、口の曲げ方、目の開き方。。
メイクや映像編集の人の努力もあるのだろうけれどすごい再現度。ただのモノマネでなくクルエラの表現だった。
彼女の才能とサイコな部分と同じくらい、彼女の努力家な面がよく伝わる映画。
個人的にはプラダを着た悪魔以上に仕事頑張ろうって元気をもらえる映画だった。