伊藤みどりに続き女子選手として世界で2番目に大技トリプルアクセルを決めたフィギュアスケーター、トーニャ・ハーディングの半生を描いた映画です。
自分は幼い頃からフィギュアスケート観戦に非常に興味を持っていたので、当時まだ小学校にあがるかあがらないかの年齢でしたが、この映画で描かれている「ナンシー・ケリガン殴打事件」のことはリアルタイムで良く覚えています。
だからこそとても懐かしい気持ちにもなったし、この映画で描かれている事件の全貌と当時のマスコミの報道とのズレに非常に驚いたし興味深かったです。
この映画はかなりヘビーな内容ですが、マーゴット・ロビー演じるトーニャ・ハーディングが良い意味で自虐ネタとして面白おかしく話してる感じの演出で鑑賞してて全く陰鬱な気持ちにならなかったです。
トーニャには今後はずっと幸せに暮らして欲しいと願うばかりです。