貧しい家庭に生まれ、厳格な母親ラヴォナに育てられたトーニャはフィギュアスケートの才能に恵まれ、血のにじむような努力を重ねて、アメリカ代表選手として1992年のアルベールビル、1994年のリレハンメルオリンピックに出場するのですが、元夫のジェフの友人がトーニャのライバルだったナンシー・ケリガンを襲い、その後彼女はフィギュア界から追放される実話の映画です。
インタビュー形式で、ドキュメント風に撮ってある映画でストーリー部分でも「これが真実‼️」とカメラに向かって言う表現の仕方がとても面白くぐいぐい引き込まれていきました。
トーニャ、母親、元夫、夫の友人4人がインタビューされていて、とにかく皆個性豊かなキャラクターで、食い違うそれぞれの主張や、コメディっぽくもありハードでもあるのでそのバランスが絶妙で凄く面白かったです。
トーニャは幼い頃から母親に冷たくされ父親には見捨てられスケートだけが残された道で知り合った彼氏（のちに夫）が暴力を振るう男でとにかく厄介な人でトーニャの波乱万丈の人生を見て周りの環境って本当に大事だなぁと思いました。
母親から愛情をもっと注がれて優しくされていたら、夫から違うかたちで愛されていたら、トーニャはもっとすごい選手になっていたかもしれないと思うととても残念な気持ちになりました😢
マーゴット・ロビーが特訓したスケートシーンは圧巻でした！
見事にトーニャ・ハーディングになりきっている演技が素晴しく可愛いしカッコよかったです✨
エンドロールに現在のトーニャは造園の仕事をしながら息子を育てていると書かれてあったので良かった～と思いました👏
