昨今の実録物としてはズバ抜けて完成度も高く、脚色では無く、「完全実話作品」、そのジャンルとしては一歩先へ前進させた傑作！
ナンシー・ケリガン襲撃事件等、トーニャ・ハーディングの悪態ぶりをリアルタイムで体験しているものとしては、その真相を知れただけでも感慨深い。
壮絶な人間関係や生い立ち。。。
あまりにも可哀想過ぎるよな。。。それゃ、あんな人格が形成されてしまうわな！としみじみと感慨に耽ってしまった。
1人のズバ抜けたアスリートの波瀾万丈の半生を見届けて大満足。狂気の裏側を通して垣間見れる、「天才」と「怪物」の紙一重感が胸を熱くさせてくれます。
そして、キャスティングが素晴らしい！！！マーゴット・ロビーが超嵌まり役です。
