そこらの伝記映画と違って思った以上に惹きつけられたのはこれでもかと第四の壁を越えてきたりカメラワークの見せ方も工夫されていて在り来たりに留まらずコメディとしてあくまでもポップに描かれていたこと。
母親の鬼畜英才教育に愛があるようでなかったのが凄く良かった。トーニャの人生にはスケートしかなく、スケートで一番になることを全てとするからこそ彼女に情が湧き肯定的に捉えてしまう自分がいた。
まあ仕方ないことだけどスケート演技がCGってのは分かりやすいし、やっぱり本物の演技の迫力をCGで表現するってことはできないんだな。