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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダルのwatarihiroのレビュー・感想・評価

4.5
劇場鑑賞56本目

トーニャ・ハーディングは伊藤みどりに次ぎ、トリプルアクセルを成功させたスケート選手。彼女は幼少期からスケートをはじめ、母親からの言葉の暴力があったが、努力により、上記のような成功を成し遂げた。だが1994年のオリンピック選考前、トーニャのライバルでも友人でもあるナンシー・ケリガンが襲撃された。彼女の夫の指示だったという犯行が証明され、トーニャ自身に疑いの目が向けられた、、、。

フィギュアスケートって華やかなイメージしかないけど、本作の表紙のあのマーゴット・ロビーの座り方と予告編にちょっと出たマーゴット・ロビーがボッコボコにしてるシーンで、この映画はぶっ飛んだ映画だぞって主張してる感じがして公開前からかなり気になってた作品。

見終わった時、すんごいストーリーだったと思った。学校の教育よりスケートを選び、文字通りスケートのために注いだトーニャ。執着が凄い。そんな強い演じきれるマーゴット・ロビーが凄い。やつれた表情とか目力がインパクトあった。そしてパフォーマンスシーンは圧巻!かっこよくて美しい!

アリソン・ジャニーが助演女優賞を受賞。実際そんなに出番いっぱいあるわけじゃないが、存在感がありすぎた。怖いオーラと表情からでも分かる厳しい感じが良かった。あのDV夫もいい。愛情も凄いが憎しみも凄い。いちいち吹っかけてきて忙しいキャラクターだった。ストーリーだけじゃなくて役者さん全員凄かった。終わる前に見れて本当に良かった作品。

こういった伝記映画ってエンドロールに本人の映像とか写真出てくるが、本作も当然のようにある。あのデブは笑えました笑

ロッキー4見たくなった!
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