セイ

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダルのセイのレビュー・感想・評価

4.0
ビデオ映像を入れてドキュメンタリー番組風にしたのは、物語をあまり美化したくなかったからなのか、それでもちょっと映画はトーニャ寄りになってたような気がする。事実はわからないけどナンシーは間違いなく被害者。ただ心情的には、トーニャの過酷な人生には同情せざるを得ないし、そんな環境でもスケートのパフォーマンスが凄すぎるから、好奇心がでてしまう。接近して撮ったスケートシーンは迫力で、劇場で観れば良かったと激しく後悔。マーゴット・ロビーの後半メイク室での顔演技は素晴らしかった。画面に向かって皮肉を言うトーニャからは、視聴者の好奇心を満たすために使い捨てされたのが伝わってくる。
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