まの

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダルのまののレビュー・感想・評価

3.0
オリンピックで2度アメリカ代表となったアイススケートの選手の実話。

自分が最高点を取れないのは貧しさや、差別によるものと考えるトーニャはちょっと好きでは無いです。悪いのはいつも自分じゃない誰か。上手くいかないのは全て誰かが悪い。人に感謝することも、代表選手として、人間として大切な何かが欠如しています。確かに実母の育て方も、結婚相手も悪かったけれど、そこから抜け出して、スケートに全てをかける事もで出来たのでは。

エンドロールで流れた「息子と仲良くらしています。」と言う様な文章にやっと救われた作品でした。
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