さみわん

キャット・シック・ブルースのさみわんのレビュー・感想・評価

2.1
表紙から受ける印象とかなり違った。
だいぶ変態な方向性にかなり強く舵をきっている作品。唯一無二の作品ではある。

最初に言うと普通に生きている人は
この映画を観なくても全く困らない。
むしろ見ない方が幸せかも知れない。
完全に自己責任で観る映画です。

独特な猫の衣装を身に付けた主人公が次々と女性を惨殺していく。映像は粗く、殺害シーンも全体的に乾いた印象だが流血量は多く、生々しい印象。80年代に流行ったスラッシャーホラーのようで、犯人が顔に被り物をする姿は名作「アクエリアス」を彷彿させる。

上記が映画の内容であり表紙の印象から私が期待していた物である。ただ私の想像を超えてきたのは主人公の変態性だ。テスト勉強をしていなくても、この人は変態ですか?と聞かれたら変態ですと答えられるサービス問題だ。どんな変態かはネタバレになるので伏せるが変態だ。ただしいきり立ち振り切れた変態なので面白さすら感じる。普通の変態の刺激では満たされない人には良いかも知れない。終盤は異常に情報量が多く何年かしたら幻のカルトムービーとか言われても驚きはしない。

ここまで書くと逆に観たいなと思う人もいるかと思うので後は自己責任で。ただし一人で観る事をおすすめする。恋人と観るなんてもっての他だろう。

★性器?の露出・性的暴力あり注意。
さみわん

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