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我が闘争 若き日のアドルフ・ヒトラーのuniのレビュー・感想・評価

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ヒトラーの作品は数あれど、若き日の彼を描く作品は初めて。
とにかくトム・シリングの演技に圧倒される。
冒頭から最後まで常にヒステリーが収まることはない。
彼の強すぎる自尊心と選民意識、それらが様々な挫折や屈辱に寄ってボロボロになっていくのだが、その鬱憤を晴らすかのように最後に大爆発する。

弱い犬はよく吠えると言うがまさにそれを体現した男の話だと思った。
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