まぐこ

犬ヶ島のまぐこのレビュー・感想・評価

犬ヶ島(2018年製作の映画)
4.0
犬嫌いの市長と市長が自作自演した伝染病により、犬をゴミ島(犬ヶ島)へと隔離する法案が可決された6ヶ月後、市長の養子である小林アタリは自らの愛犬を救うため犬ヶ島へと飛び立った。

米独のストップアニメーション。
舞台は日本を想起させる町。
登場人物もクセがあって出てくるたびにニヤッとする。

独特な空気感とコメディが相まって不思議な作品でした。かなり日本に寄せてくれてる作品だけど、その点少し観づらかったな(最初に注釈あったけど)。

日本語吹き替えで見たけど、かなり聞き取りづらい。あえてなのか分からないが、主人公が12歳の少年だから本当に子供を起用して滑舌が悪くてかなり聞き取りづらかったけど…、タレント声優全員をチョイ役にまわし、主役の犬たちにはしっかり声優さんを起用してくれたのは有難い。
キャスト見て渡辺謙・野田洋次郎・山田孝之・夏木マリ・松田翔太…とかなり聞き覚えのある名前が連なっててビックリ…しかもチョイ役。

※ネタバレ
野良犬で噛み癖があり人間に心を許さないチーフが、アタリに「取ってこい」をさせられ、イヤイヤ付き合ったあとに「いい子だね」とぎゅーっと抱きしめられる、二人の距離がグッと縮まるシーンで大泣き。
この後の身体を洗ってもらうシーンと、ビスケットもらうシーンも大好き。
まぐこ

まぐこ