KOZO

犬ヶ島のKOZOのレビュー・感想・評価

犬ヶ島(2018年製作の映画)
4.8
“ボス”ことビル・マーレイの声が聴きたくて字幕を選んだけど、これは、あえて字幕で観ないといけない映画だ...!字幕にして良かった!
アタリをはじめ出てくる日本人がごにょごにょと肺活量の無い日本語を喋るのに対して、犬たちはダンディーでセクシーな英語をサクサク話す(しかも犬たちの精神年齢高すぎる)から、そのギャップが可笑しくて終始ウケる。「聞きづらい」って言われちゃってるけど、あえてリアルなノイズを入れたくて、声優によってはiphoneで声を録っているらしい。

日本に対するあふれんばかりの愛が伝わるけど、ちょっとした毒?風刺?も入っていて、それが...たまらん...

日本と言ったらサムライやん、寿司やん、相撲やん!!!と言わんばかりに日本の代表的なカルチャーを盛り込んでる。それってなんか微妙にズレてね?と私は思うのだけども、監督はそれすらもたぶん意図的にやってる気がする。ウェスアンダーソンの作品に感じるいびつさは全部、確信犯だと思えてしまう。あーもっかいみたい。