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犬ヶ島のacottのレビュー・感想・評価

犬ヶ島(2018年製作の映画)
4.2
1回目は字幕で、2回目は吹替で観た。序盤で説明があり、人間の声は日本語で、犬の言葉は英語だとの断りが入る。人間と犬とは言葉が通じていないことを明示したものであり、さらに言えばこの演出は英語話者が犬に感情移入できる仕掛けだった。
そのために日本語話者が字幕で観てしまうと効果が半減してた気がする。吹替で観たほうが犬の言葉が日本語になっているので感情移入できると思う。1回目いいとこでちょっと寝てしまったけど、吹替で観たら2回目なのに泣いた。

ツッコミどころか満載すぎて書ききれないけど、この映画は『七人の侍』観てからの方が絶対楽しめる!チーフは三船が演じた菊千代そのままだった。あの強がりで人情味溢れる菊千代を思い出して泣いた。あと交換留学生のホームステイ先が「菊千代家」だった(笑)細かい!
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