終始、犬が出てきて癒されてしまった。
ウェスアンダーソンのコミカルでユーモアあふれる作品で、もともとがアニメっぽい表現だから今回もすごくその監督の特徴が活かされた作品だった。監督の日本愛見たいなものを色んなところに感じた。アニメーションはすごいし都市化の進んだところと和風建築を混ぜたような街並みはめちゃくちゃすごかった。ストップモーションアニメなのに動きに緩急があり、そこに監督のコミカルさが加わっていた。
一番驚いたのは、黒澤明監督の「酔いどれ天使」と「七人の侍」のBGMが使われていたことの感動した。(他も使われてたかは分かんね)
それに加えて、序盤にちょいちょい黒澤っぽいフレームがあった。
一つだけ、?がついたのが、ギャグ。
今回もギャグが何度か出てくるけれど、あまり笑えなかったというか、別に滑っていたわけではないのだけど、流してみてしまう。もしかしたら、犬が可愛すぎるかもしれない。可愛いからしょうがない。
結果、犬が可愛い