このレビューはネタバレを含みます
映像しゅごしゅぎ。新宿の思い出横丁とかみたいな都市の中の古めかしい風景と、前半の島でアタリくんが寝てるガラス瓶ドームの光がとてもすき。
おはなしはアタリくんや犬達の純朴さがなんだかすっと胸にはいってきて好きでした。
最後で市長が甥っ子の演説に胸打たれてあっさりと味方になるかんじ。
日本のお話、勿論全てではないが敵や悪人をただそれとして終わらさない、味方にしたり判官贔屓の感覚とかが牛若丸と弁慶でもジャンプでもあるなと思っている。そして自分もそういう話が好き。
犬ヶ島のお話にも、もしも外から見た日本のひとつとしてその構造を入れてくれたのだとしたら、とても嬉しいなと思いました。