犬ヶ島のネタバレレビュー・内容・結末

犬ヶ島2018年製作の映画)

Isle of Dogs

上映日:2018年05月25日

製作国:

4.0

あらすじ

「犬ヶ島」に投稿されたネタバレ・内容・結末

・どこ止めても好きな画面になるウェスアンダーソンの映画。またしてもツボ!
・海外の人から見た違和感日本満載だけど、意外と細かく日本的にしてる気が…
・そして細かい!神社、相撲のシーンとかほんと魅入る。太鼓のシーンも好き。
・チーフとアタリ君が仲良くなりだすところほんと可愛いーー
・字幕と音声で忙しいので映画館でみたら大変だったかも?イヤホンして細かい日本語も聴くとすごく面白い。
・アタリ君のたどたどしい日本語も最終違和感しかなかったけど後半可愛くなってくる。
・最後ほんとどたばただったけどハッピーエンドでよかったね!
・手術のシーンの「体が大きいからーー」の呟き笑った
こんなにも気味の悪い映画を鑑賞したのは久々です。
久々じゃないかも。初めてかも。

なんじゃコリャ~~衝撃的!な訳ではないのです。
起承転結ありの既視感ある馴染みある流れなのです。
アニメーションで、ストーリーも“愛犬を助ける”という単純明快なもの。
親子で楽しめます!というキャッチコピーが抜群に似合いそうな。

それなのに、何で、こんなにも気色悪いのでしょうか…。

先が全く読めない底知れぬ不安の煽り方と、
もうちょっと深入りしたら抜け出せそうな闇の深さの描き方はお見事でした。

何よりもアタリの日本語のイントネーションとボリュームが本当に気持ち悪い。

犬と少年の友情物語!と素直に受け止められない、受け止めきれない、安易に他人には勧められない作品でした。
期待してなかったけど良かった!
ストップモーションで生じるカクカクした動きを、あえてリズムよく使ってて◎
さすがウェスアンダーソン。テンポの良さはピカイチ。展開が早いから飽きずに集中してみれた。
日本語の字幕やキャラのセリフが面白いw 思わず ふふっと笑わずにはいられないシーンが沢山。
“びすけっとー” 笑
犬たちが可愛いすぎる…!
映像しゅごしゅぎ。新宿の思い出横丁とかみたいな都市の中の古めかしい風景と、前半の島でアタリくんが寝てるガラス瓶ドームの光がとてもすき。

おはなしはアタリくんや犬達の純朴さがなんだかすっと胸にはいってきて好きでした。

最後で市長が甥っ子の演説に胸打たれてあっさりと味方になるかんじ。
日本のお話、勿論全てではないが敵や悪人をただそれとして終わらさない、味方にしたり判官贔屓の感覚とかが牛若丸と弁慶でもジャンプでもあるなと思っている。そして自分もそういう話が好き。
犬ヶ島のお話にも、もしも外から見た日本のひとつとしてその構造を入れてくれたのだとしたら、とても嬉しいなと思いました。
ウェス!(*゚▽゚)ノ←挨拶のつもりw

相変わらず絶妙な空気感が堪らないね。
本当に絶妙な居心地の悪さというか、間の悪さというか…もちろん褒め言葉としてね(笑)

観る側に視線が向いてるのが…子供の頃に見た『人形劇』を思い出させてくれるから、なんだか懐かしさを感じちゃう。

その独特の世界観もさる事ながら…
この時代に『ストップモーションアニメ』で作品を創り上げる変態性に感服します。
もちろん褒め言葉ですよ(笑)

凝縮された膨大な時間が、画面の中で滑らかに動き出す…これ、作った本人のカタルシスはハンパなさそうだなぁ(*´꒳`*)

冒頭もさる事ながら、影絵のような描写なんかも…しっかりと和のテイストを理解してなきゃ作れない、こだわりを感じさせる魅せ方。

実際、ものすごーく労力がかかっただろうけど…メッチャ楽しんで作ってるよね。

あーでもないこーでもないって、何度も撮り直したり、納得のいく形に仕上げていく工程を思うと…ちょっと羨ましいかも。

ストーリーだとかは他の方々が、つぶさに書き残してくれているので他力本願!(爆)

案外しっかりした物語でもあるんだけど、滑り台のトコの『噛むぞ』とか、単体でもクスッてなるエピソードが多くて…

なんというか…朝にトーストをかじりながら見るピタゴラスイッチみたいに、ちょっとずつ見せて欲しい感じがしました(笑)

エンドロール突入の時の和太鼓とか…
ニクいことするねぇ、ウェス!(〃ω〃)

大変だろうけど…
またこういうの作ってもらいたいなぁ。

今回は純粋に感想で(笑)
少年が旅をして強くなって戻ってくるという分かりやすい王道映画、ただ真の主人公は荒くれて人間嫌いな黒犬チーフだと思う、この映画の中で一番成長するのも彼だし川に流されながら兄弟と出会い自分の生い立ちを諭されるシーンは泣ける良いシーンだった。
エドワード・ノートン、ビル・マーレイ、フランシス・マクドーマンド、スカーレット・ヨハンソンって声優陣が豪華すぎ。
人間は日本語、犬は英語を喋る世界で歌舞伎や寿司や俳句などなど日本ぽいものが本当にたくさんでてくる!!!!この外国の方が描く独特の日本モチーフがなんとも不思議な世界観を形作ってるな、って。一本締めでてきたときは笑っちゃった。

ただ、ストーリーはかなり単純でもうすこし捻りがほしかったかなー。
桃太郎が犬だけをやたら仲間にして鬼を退治しに行く映画かと思ったら全然違った。
日本ならではのモノがめちゃくちゃ細かく描かれていて凄いなーと思った。
黒電話じゃなく赤電話かよ。
赤かよ!
近未来のメガサキ市。犬の疫病がはやり、飼い犬、野良犬はじめいっせいに捕獲されゴミの島におくられる。メガサキ市長の養子アタリくんが事故でけがをしたときにSP犬として契りを結んだスポッツもその限りではなかったのでした。島でたくましく生きる野良犬と元ペット犬たちが、一人で小型飛行機で島に乗り込んだアタリくんと協力してスポッツを探し、やがて市長周辺の黒い陰謀があかるみになる…。

わー、これ映画館で観たかったー。小さい文字、読み取れんわー。

基本的には犬のセリフは英語ですが、主要な人物には日本の俳優を声優につかい、通訳という形で英語に切り替わるなど、違和感があまりなかった(通訳役がフランシス・マクドーマンの声!らしいです)。

チャプターの区切りに出る文字、背景に漢字や日本語が散りばめられているので、我が家のテレビでは小さくて見落としがちな部分もたくさんあったと思います。それだけものすごい情報量で追い切れない。

これをみたあとにディズニーのベイマックスを観たのですが(厳密には日本が舞台じゃありませんがね)あちらよりもきちんと日本語、文字をはじめ、言葉や文化などの考証がされていたような気がします。市長役の声をあてた野村訓市さんがウェス・アンダーソン監督に助言をしたそうで、こういう考証のお仕事って、ワールドワイド公開を考えたら大事ですよね。それでもまだ時々…ほんとに時々ですが「うはっ」って箇所はありましたが、これまでの洋画の日本描写に比べたら「ぜんぜんあり」「あながち間違っちゃいない」の範疇かと思います。それにウェス・アンダーソン監督の独特の近未来感、どこか未来のどこかの地域という不思議な世界観に合っていたような気がします。

メガサキ市長の高圧的なスピーチを野村さんが堂々とつとめ、あと腎臓の手術をする先生がケン・ワタナベでしたね!湯ばーばの夏木マリさんもいたし、日本人としてうれしくなるような配役。

いっぽう島の犬たちは、主役の野良犬・チーフがブライアン・クランストン、スポッツがリーブ・シュレイヴァ―と渋い配役。あんなにきれいなウルウル目の可愛いルックスで漢気溢れるわんこ達がいとおしい。フォロモンむんむんの元ショードック、ナツメグの声これはすぐわかった!スカヨハだー!(ナターシャは、犬になっても「ナット」なんだね)その他も豪華俳優陣を揃えた犬のキャスティングでした。洋画の世界には、厳密にいってVCという職業はないと以前ききました、俳優があたりまえのようにVCを演じるということでしたが、いまはどうなんでしょうね。それだけ俳優業というのは、役の入り方、声の出し方から見た目の磨き方まで、しっかり訓練を積んだうえでのプロなんでしょうね。

犬種がどちらかというと、テリアとか、西洋風な犬ばかりだったのがちょっとさみしかったかな。日本の犬、かわいいですよー。でも柴犬っぽい子が英語でキリッと会話していたら、それはそれで違和感あったかな。

時々、英語圏の人の目になって眺めてみたのですが(いやまったく英語はわからんのですがね)ああ日本のこの風習ってこう見えてるのかなぁ、って改めて面白いなぁって思いましたよ。それと同時に、漢字やカタカナの並んだ日本独特のヴィジュアル、模様としてすごくポップだったり美しかったり、造形的に魅力があるんでしょうね。ときどき「え!」って漢字をタトゥーで入れてる西洋の方いますよね(だれか教えてあげてー)

わたしたちは漢字には意味があり、それを並べるとさらに意味が発生するって理解しているので、それを目が追ってしまって必要以上の情報を見出そうとするから、そしてあながち間違ってない情報だから、それをとりこぼすまいと、アップアップしちゃうのかなぁ、って。

さりげなくきのこ雲や原発のような背景が流れたりするのもちょっとドッキリしましたが、ここは目くじらを立てるところではなく、外から観る日本ってこう見えている、と冷静に振り返るのが良しと、わたしは何となく納得してしまいました。

細かい描写や表現など、おお!というのもたくさんあって、一度ではとても拾いきれなかった。わかりやすいとこで異種共存とか、良きも悪きも日本的精神や風潮の揶揄とかメタファーとか、…深読み部分まで捉えられたら、さらに興味深く見られるんだろうな。

けど、お寿司の場面と外科手術を上からみた表現はすごかったなぁ。目が釘付けでした。ところでわさびって毒に見えるのかな。お寿司屋で「ここに塗ってある緑色のこれ、なんだろう?」って舐めた隣のひとが「うええええっ」って顔してたから「え、なに?ぽいずん?!」という場面があっただろうなぁ(笑)

「I love dog」って言葉が時々聞こえてきて、なんだろうと思ったけど、「Isle of Dog」(アイルォブドッグ)「犬ヶ島」って言ってるのに途中で気付いた。タイトルにもこんな実は意味を含めたのかな。素敵。

劇場公開見逃しちゃったし、なんとなくレンタルで済ませようかなぁと思っていましたが、とんでもなかった。これ特典映像みたいし、なにより手元において繰り返し見返したい。
1度決めたらやり通す っていう芯の通った考えはやっぱりかっこいい。
いろんなシーンがたくさんあったけど、自分はそこに1番感動した

あと、これだけハマらない って低評価なレビュー書いてる人たくさんいるのにこれだけの高評価平均になるのは、ほんとにすごいと思う

人に奨めたい映画
>|