日向日向

持たざるものが全てを奪う HACKERの日向日向のレビュー・感想・評価

2.8
未体験ゾーンの映画たち2017作品

タイトル詐欺ですね。
ハッカーというよりか、犯罪集団の方がいいと思います。

「ピエロがお前を嘲笑う」と同レベル、あるいは劣化版だとしか思わずに鑑賞しましたが、違いました。

カオスの一言に尽きてしまう作品。
物語の掴みや犯罪が軌道に乗り出すまでは面白いのですが、そこからが長いし、なかなかに退屈。
かと思いきや、ラストのラストで展開というかテーマが突然変貌するから消化不良。どっちかでいいよ、と言った感想。

また、主人公は復讐のために活動しますが、その描写も少ないのがひどかった。主人公の顔の演技に復讐系特有の悲壮感がないのが致命的でした。

映画館で見るほどでない、という辛口な一言こそがこの作品の感想だと思いました。
日向日向

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