この映画の雰囲気が好き。コンパクトな作品だけど、主人公と彼女に想いを寄せるbillyの心情が深く描かれていた。
悲しみを抱えた主人公は、生徒たちと週末を過ごす中で彼女自身にも少しずつ変化が訪れる。時には嘘をつくのもいいし、泣いたっていい。悲しまないでってbillyが励ますためにベッドの上でジャンプしてふざけるシーンが好き。
そしてティモシーの演技に魅了された。billyの不安定な精神状態、想いを寄せる彼女に一喜一憂する姿、特に独白のシーンがすごい。
一瞬、2人が見つめ合い心通わせる、その眼差しが切なくて愛しい。エンディングの清々しさも良かった。
