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マイ・ビューティフル・デイズのrrのレビュー・感想・評価

4.7
ブレイク直前の19歳の頃の少年ティモシーが観れるというだけで美味しいのに、その役が年上教師に恋をする高校生って、文字だけで胸キュンします。上映初日に心躍らせて観に行ってみたら、それは胸キュン映画ではなく映画として素晴らしかった!
まず注目すべきは音楽。1975年リリースのバンド『アメリカ』の『sister golden hair』が物語をそのまま歌っているようで、昔の音楽を持ってくるセンスに脱帽です。劇中にたびたび出てくるその音楽、見事なる伏線だった、、!エンドロールの歌に魅せられて、まんまとパンフレット買いました。
そして、俳優陣のお芝居が素晴らしい。舞台上でソロの演劇をするシーンでは、ティモシーの演技のうまさが際立って、もうそれは彼の魅力に引き込まれた。ティモシーの演技力があってこそ成り立つこの映画。若きティモシーシャラメが頭角を現していたことが伝わる。
ティモシーファンは必見、そうでなくても映画としてのクオリティが素晴らしい。ミニシネマ以外でも上映すべき!
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