このレビューはネタバレを含みます
ヘタレストーカーvsサイコビッチ、ファイッ！！
監禁された女が脱出をはかる話ではなく、監禁した奴と主導権の取り合いをする話というアイデアそのものは面白かった。が、その主導権の取り合いは心理戦といえるようなものではなくバカっぽいし、ホリーが行方不明になっている件での警察の追及はないし、いまいちハラハラしないので物足りなかった。
監禁の準備をするところと、黒人の死体を犬のエサにするところはよかった。
最終的にセスとホリーの立場が逆転して終わるが、首を切られたのに何で生きてるのか、止血出来たとしても、誰にも気付かれずに監禁場所に運ぶのは無理じゃないか、という部分がひっかかってしまった。
なので、途中からは実はホリーの小説(ラストで自費出版するといってたやつ)の内容で、監禁されていたのは最初からセス。片目を失っていたりするため、ところどころ現実とリンクしている部分があるという構造になっている気がした。考えすぎ？
