主人公の姉一家が惨殺され、殺人現場となった自宅が事件からほんの数日で何者かに買い取られる。怪訝に思った主人公が姉一家の家に訪れると、一家の殺された部屋が家から切り離されどこかに持ち去られていた。一体誰がなんのために…？という話。
ざっくり言うと事件現場コレクターなわけです。殺人や死亡事故が起きた直後の不動産を買い取り、人が死んだ部屋だけ家からくり抜いて蒐集してる輩がいて、主人公の姉一家に関しては惨殺事件そのものがそいつの差し金で行われた事がわかる。…とここまでは結構ワクワクした。どんなキチガイがやってんだろうな～、と。
しかし正体でがっかり。タイトルにホーンテッドとか入ってるし、嫌な予感はしてたのですが、狂った人間の所業ではなく悪魔とか心霊とかそっち系…。「人が嫌な死に方をした現場をつなぎ合わせて作った家で地獄への扉を開けるのじゃー！」と言われてもね…＞＜
クライマックス、黒幕の悪魔（？）が「ピースは揃った…」とか言い出して、なんだか知らんが作中のドタバタがきっかけで地獄の門が開いたようなのだが、開く条件も開いたらどうなるのかもわからんし、別に興味ないし…「なんか素材はいいのにクソ映画だったなあ…」というのが忌憚なき感想ッスね！
