チリの国民的英雄詩人パブロネルーダの複雑な人間性を映し出す逃亡劇――共産党の政治家でもあった彼は第二次世界大戦後チリ政府から弾劾され、生涯の大半を逃亡生活に費やした。
確かにめっちゃ独創的で、詩的で、文学的で、それ系の映画観るとき必要な頭のスイッチ全部入れて(虚実綯い交ぜ、入れ子etc.)、やっと見えて来るくらいの非常にタフな映画でしたね。
もしかするとペルショノーはネルーダの副人格で、"内なる統合"みたいなことが描かれるのかな?と思って観てたんだけど、そんな感じのラストでも~~なかったような、あったような。