ネルーダ 大いなる愛の逃亡者の作品情報・感想・評価・動画配信

「ネルーダ 大いなる愛の逃亡者」に投稿された感想・評価

べん

べんの感想・評価

3.0
アルテリオ映像館にて。『大いなる幻影』っぽくなるラスト近くが良かった記憶。
mh

mhの感想・評価

-
チリの詩人にしてチェゲバラに並ぶ南米における左派の巨人、パブロネルーダを題材にしたエンタメ映画。
共産党員であったため逃亡を余儀なくされる。その最中にもののした「大いなる歌」にあるテキスト(らしきもの)をモノローグにしてストーリーが展開するというハイコンセプトな作品。
刑事と逃亡者の対比とか、脇役の自覚とか、メタ的なことを独白しているため緊迫感はあまりない。
パブロネルーダが名前を与えたことで刑事がよみがえるという、へんな終わり方なんだけど、ホテルのネオンサインに照らされたガエル・ガルシア・ベルナルがかっこいいのでなんでも許す。
史実ではこのあと、世界初の選挙で選ばれた社会主義――アジェンデ政権が成立する。民衆に人気のあったネルーダが左派政権の実現に一役買っていることは想像に難くない。
そして、「チリの闘い」で描かれたクーデターの犠牲になってしまう。メリケンまじくそ。
南米の政治・思想・信条は、メキシコ・フランコ政権から逃げてきた人民戦線のひとたちによってかなりの影響を受けているね。
ざっくり、アフリカをひっかきましたのはイギリスとフランスで、南米はメキシコとアメリカの影響が強いってことかな。
未見の「イルポスティーノ」は早く見よう。
難解だったが面白かった。
のんchan

のんchanの感想・評価

4.0
ジャケではなく内容のセンス好き✨
芸術文芸作品でもあるし、逃亡サスペンス劇でもある。面白かった〜🥺

【パブロ・ネルーダ(1904.7.12- 1973.9.23)】
チリの詩人、外交官、政治家、ノーベル賞受賞者。
チリの国民的詩人として知られ、映画『イル・ポスティーノ』の題材になった詩人がネルーダです。

日本人はそれ程馴染みがない名前かも知れない。しかし、私には興味深い南米、スペイン語圏、そしてガエル・ガルシア・ベルナルの作品(近年は追ってなかったので今作を見過ごしていたけど、過去作は殆ど網羅しているつもり😅)

難しそうというイメージがあったけど、冒頭からガエルのナレーションで始まり、ラストまで引っ張るので、飽きる事なく観終えてしまった。

1948年のチリ🇨🇱。共産党員のパブロ・ネルーダ(ルイス・ニェッコ)は反政府思想ゆえビデラ大統領に弾劾され、警察官ペルショノー(ガエル・ガルシア・ベルナル)が大統領からネルーダ逮捕を直接命じられる。
ネルーダは逃亡生活を楽しむかのようにペルショノーを煽り、その土地や人々に刺激を受けながら、詩集『大いなる歌』を完成させる。


主役のネルーダ役のおっさん(失礼)に興味が湧かないけれど、それがイイ。顔を見ないで字幕を追えるから😁台詞を見逃すとちょっと付いて行けなくなる感じありき。ガエルが画面に出た時はイケメンを堪能したけどね🥰

この作品の魅力の一つはネルーダの妻役をしたアルゼンチン女優メルセデス・モラーンの演技じゃないかな?
ネルーダは《女性を愛し、酒場を愛する享楽主義者》とされているが、そこの部分を奥さんの掌で操られている感じがまた面白かった☺️✨
みんと

みんとの感想・評価

3.8
詩的セリフの難解さに到底理解は追いつかないものの、不思議と感覚的でぼんやりとした理解でも心を揺さぶられる作品だった。

『イル・ポスティーノ』でも描かれた、チリの詩人パブロ・ネルーダが政治犯として追われる身となり、その逃亡劇を独創的で文学的な切り口で描いた伝記サスペンス。

軽めなジャケのイメージに反してとても政治的で高尚な作品だった。とは言え個人的には物書きが主人公の作品にやっぱりハズレ無し!と言った印象。

そしてネルーダを追う警察官ペルショノー(ガエル・ガルシア・ベルナル)の哀愁が素敵。彼が務める詩的なナレーションが声音と共に何とも心地好い。あまりに詩的過ぎて理解不能な部分を差し引いても十分うっとりする。

いつもすんでのところで取り逃がす捕物劇は、もはや追いつ追われつの関係をお互い楽しんでるかのよう。ネルーダに至っては、弾圧された生活が詩作エネルギーとなり代表作となる『大いなる歌』を生み出すことになると言う…

正直、ネルーダ役のルイス・ニェッコが個人的にもう一歩受け入れられなかったのがマイナス要素。『イル・ポスティーノ』では『ニュー・シネマ・パラダイス』のフィリップ・ノワレだったのに… と思うと残念!笑

舞台となった1948年 第二次世界大戦から3年後と言う時代背景と、ネルーダ自身の思想もしくは芸術(詩)の政治的影響力がどれほどのものだったのか知識は無くとも浸れる作品だった。


そしてそして、ガエルのラストカットに痺れる。
666

666の感想・評価

3.6
イルポスティーノの題材になった詩人で政治家のパブロネルーダ、政治犯としてガエル演じる警察官ペルショノーに追って追われるある期間の話。

詩を詠むようなガエルの語りで進む、逃亡しながら詩を書き続けるネルーダにとって自分を追う警官の存在を感じたく、追う警官もまたネルーダの存在を感じてる。
真実と虚構が混じるような表現、
音楽も不安定な感じが良し。

題材も表現も嫌いじゃないし、全体的になんか良さそうな雰囲気なんだけど、何故かずっと引っ掛かれなくて、心奪われそうな映像に空振り感、、、。
横分け口ひげガエルを堪能するのみ。


「NO」が好き過ぎたパブロラライン監督、ハレーションの効いた淡い映像健在だったけど、「NO」の荒い画質の方が私にはキマる。
抑揚あまり無く淡々と進む感じは好き、
何故ハマらなかったのか、、
「NO」好き過ぎて、観るのが楽しみ過ぎたからなのか、、
パブロ・ネルーダ。詩集は読まないので、作品に目を通したことはないです。20世紀最高の文学者であるガルシア・マルケスが20世紀最高の詩人と称えているので、義務感で観賞。亡命までを描いた作品なので『イル・ポスティーノ』の前の物語。
終始詩的な台詞の掛け合いで展開していく独特のテンポ。また、詩で綴られた台詞の一つ一つに深みや色気があり、文学的な印象を強く受けます。
退屈しないギリギリのラインの映画。
カヨ

カヨの感想・評価

-
予告がめちゃくちゃよくて思わず観た。
チリの監督かー、と思ったら『エマ、愛の罠』と同じ監督で驚いた。(たまたま観てた)
ネルーダもエマも同じ撮影監督で、多分私はこの撮影監督が好きだ。
詩人を描きながら、市民と芸術との関係性を映した作品だと思った。
前置きとして、ノーベル文学賞詩人パブロ・ネルーダがカプリ島に亡命した史実に基いた映画「イル・ポスティーノ」でアカデミー賞ノミネートの主演脚本のマッシモ・トロイージは撮影終了12時間後に逝去した悲話があります。学の無い郵便局員が恋文を書く際に師となる詩人が比喩の重要さを説く感動作です。で、本題のコレその前日談(45〜46歳位時期)で、労働者や貧困者の人権を守る為に戦ってきた偉大な詩人の政治犯ネルーダを追う警官役がガエル・ガルシア・ベルナル(映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」でマチュピチュ遺跡で兵士にネルーダの詩を朗読し鼓舞したチェ・ゲバラの青春を演じ、ニューヨーク・タイムズ紙の21世紀最高の俳優25人に選出された役者)です。まあ、サスペンスを期待すると面白くないけれど、英雄像の裏に酔狂で俗世間的な顔を持つ詩人の逃走劇と警官の追走劇の真実と虚構が混ざりながら、創作に飲み込まれて行くマジックリアリズム展開の不思議な魅力があります。ボロボロになるまでネルーダ詩集を携え愛読してきた我が身には大いに刺さる映画でした。
詩人で政治家のネルーダ。独白と女遊びが激しいのに、どこか詩的でうっとりして寝てしまいそう。オスカル・ペルショノーとの逃亡劇がサスペンスではなく、友情者のようなバランスで、このジャンルにとらわれないアンバランスさはパブロ・ララインらしさなのかもしれない。
ネルーダという人物に興味が湧く。
milagros

milagrosの感想・評価

3.9
ララインのわけわからん頭でっかち描写がいいときと悪いときが両方つまった映画
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