戦時中・戦後の実話系映画&真面目に作った映画はほぼ無条件で好き！
戦後ソ連の影響下のポーランドにフランスの赤十字社が活動したとは…知らなかった。
主人公のフランス人女医も超美人で魅力的だったけど、それ以上に非常事態の修道院を上手くまとめて皆んなを懸命に支えるマリア副院長がとっても素敵だった。
あと最初は不真面目で皮肉に見えたユダヤ人の医師が意外とナイスキャラだった。
人助けには宗教と信仰心と無関係であると。
眼を背けたくなる重いテーマの作品だが全体的にそこまで暗く描かなかったことと、主人公をただの聖人聖女として描かなかったことに好感をもつ。
冬の場面が多く雪景と古風な修道院の風景が絵画のように美しかった。
聖歌とクラシック調のシンプルなサントラも映画の雰囲気と相まってバッチリだった。
(結末パートに流れる音楽は映画「メッセージ」と同じかな・・・？)
途中、主人公の車を止めたソ連兵たちはマジでムカついった💢
