夜明けの祈りの作品情報・感想・評価

「夜明けの祈り」に投稿された感想・評価

Masumi

Masumiの感想・評価

4.2
これは号泣した。1945年ソ連兵の蛮行で身篭った修道女達のお産に命がけで奮闘する女性医師の実話。
とにかく命を守るために使命感を燃やす女医かっこいい。
教会の暗い実態を描きながら、光がさすラスト...
映画としても素晴らしいし、知るべき事実として勉強にもなりました。
warako

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4.5
戦争の惨さを静かに確かに教えてくれる作品。また、女性がどういう存在であるかを考えさせられる作品でもあると思いました。
Toku

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3.6
気になった音楽
On the Nuture of Daylight/Max Richter
taka

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4.0
修道院という特別な空間に起こった理不尽な現実。宗教、祈り、戦争、様々な条件が重なった中で子を身ごもって生活していく女性達の過酷さは想像を絶する。どうすることが正しいのか…
授乳のシーンが印象的だった。
Wikiを辿ると、修道女がレイプされた事件とそんな彼女達を助けた女医がいた、という点は事実らしい。マチルドのモデルであるマドレーヌ・ポーリアックはチーフドクターだったらしいけど……ソコはちょっと「へェ」な気分。
ともあれ、戦勝国兵士ゆえの横暴が残した傷痕を修道院という静謐な雰囲気の中で描き切ったトコロは見応えを感じるものの、ソ連兵の非道さを表すためにマチルドを襲わせる必要があるのかどうか……修道女達の敬虔さや子供はみな神の子というオチに汚点を付けたくなかったのは判るけど、ソコは味を占めた(?)ソ連兵の再訪シーンで十分に伝わってきた気がするんだけど……。
赤十字を掲げながら国籍で患者を拒否するというあたりも、ちょっと説明が欲しかったかも。イヤ、ヨーロッパでは常識の範疇なのかもしれないけど。

それにしても、最後の赤ん坊の数が多い気がするのはワタシの数え間違いだろうか。
マチルダはやはり神様が使わしてくださった方だったのではと思います。シスターが、自由に生きると言った瞬間、イエスキリストの十字架の許しを思わされ、なんだか私自身も嬉しくなりました。それにしても、自分が妊娠してしまって同じ立場だったら、おそらく辛さに耐えられる自信がなく中絶するだろうと思いますが、できない状況だったらどれ程辛いだろうかと思います。多くの方に見ていただきたいです。
りの

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今まで観た戦争映画にない感じで衝撃的だった。こんな事実があったとは!修道院での生活が描かれていて、背景に戦争があるのだけど、慎ましく生活する修道院達の姿が印象的。
女医師の行動に敬服。
Mami

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3.8
戦争の悲惨さ、女性ゆえ、また信仰ゆえの苦悩。
信仰の深さもまた悲劇を生むと言う、神の慈悲とは?
信仰とは24時間の迷いと1分の希望、まさにそうなのだと思った。
史実にて地味で淡々としているが素晴らしいストーリー。

マチルド女医の人道的な偉業のお話と思いきや、実はもう1つの主題はシスターたちだとわかる。戦争では多くの命が奪われるが、それに抗って命を救うために奔走するマチルド。そして反対に、無下に命を捨てていこうとするシスターたちの姿…。強烈な皮肉だが、マチルドの通訳を務めるシスター・マリアが、修道院の特異な世界で生きつつも少し世俗的で、ある意味最も苦悩する人物でありながら、観客寄りのキャラとして複雑な価値観の渡し役となっている。

宗教と価値観とは?と考えると難解だが、ラストは赤ちゃんを抱くシスターたちの様子が、まるでルネサンスの絵画のようにキラキラと輝いていて安堵する。皆、自分のために生きることが肯定される時代になってきたけど、シスターたちの姿は、やはり次の世代を育てていくことこそ人生にて価値があること、何より当人の生きがいとなっていることを描いている。昔から人間が当たり前に続けてきたことですもんね( ͡° ͜ʖ ͡°)
はま

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3.0
尊い行いをした女性医師の話だと思って見始めたが、寧ろ凌辱された修道女達のドラマが興味深かった。
毅然と最善の方法を探し、支え合い、命を守ろうとする者もいれば、体面だけを気にして病の治療すら受けず、生まれたての赤子を放り出した院長。
何となくハッピーエンドみたいに描かれていたが、そんなことないだろうな、と思った。
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