夜明けの祈りの作品情報・感想・評価・動画配信

「夜明けの祈り」に投稿された感想・評価

zoso30

zoso30の感想・評価

3.5
ヒューマントラストシネマ有楽町にて鑑賞。

冒頭「この映画は事実に基づいて…」の文字。

映画を観始めると、こんな重い事実が、修道女たちは背負って生きていたのか、に衝撃。

絶望と希望、心揺すられる映画であった。
信じるのは神か共産主義か❔

戦争があるとポーランドは酷い目に遭います。ドイツとソ連の間にあるとロクなことはありません。ドイツが優勢だと西から東へガーっと蹂躙され、ソ連が優勢になると東から西へガーっと蹂躙されます。
それでも神を信じますか❔

ラストの子どもの数が認識と違いました。7 - 2 で5人だと思っていたのに、6人登場していました。
mi

miの感想・評価

3.3
舞台は第二次世界大戦後のポーランド。
ソ連軍兵士に強姦されたポーランド人修道女。修道院内には次々と子供を身篭り日に日に腹が大きくなってゆく柔道女達が。
見かねた1人の修道女が、フランス人女医マチルドに助けを求める。
重く深い粉雪が古いロングコートに絡みつき、白くすすける。
時折燻らす煙草と、戦場下ながらもロングコートの襟を立て着る姿がいかにもフランス女らしい気品ある姿だ。
マチルド演じるルードゥラージュが美しく聡明感のある女優で、その姿がピッタリだった。
淡々と降る粉雪のように、物語は進むのだが、それは知らずうちに重く私達の心にのしかかってくる。終始讃美歌が美しく流れ、これほど静寂が続く映像なのに、ひたすら息苦しく早く作品が終わって欲しいとすら私は感じた。

宗教は時に都合の良い思い込みから非人道的な行動に走りがちだ。
人間の愚かさと、かすかな希望を見事にまとめた実話を元にした作品。
菜の花

菜の花の感想・評価

3.5
実話を元にした映画です。
目を背けたくなるような現実。辛い。ストーリー的にはハッピーエンドですが、宗教も絡んだ戦争の負の遺産。勇気ある1人の女性がいたからこそ救われた話。
Kazu

Kazuの感想・評価

4.3
冒頭から悲しげな賛美歌が流れている。

その賛美歌はラストまでずっと響き渡ります。

この作品は修道院という聖域施設でおきた卑劣な現実です。

1945年12月ソ連兵の強姦により7人の修道女が身籠る。

軍人の行為は卑劣で野蛮、だか、
私はこの作品でいちばん悲しい事は修道女が命を大切にしない所でした。

それは、信仰心によるものか、社会への体裁や面子なのか?私にはわからない。

強姦による望まぬ妊娠をし、貞節を守らなければならないシスター達が信仰との板挟みで悩み苦しみ己を責める。

その悩む心を救うのが修道院長の務めでもあるのに、まるで事実を隠蔽するかのように産まれた命を闇に葬る。

聖職と言われる領域は隠蔽体質が強い!
何を大切にしているのかを疑うシーンだ。

歪んだ解釈の信仰は無意味だ。

祈るだけで人の命は救えないし、傷は治らないし、子供は育たない、
道徳をきちんと理解して人道的に命と向き合って欲しいと強く思う。

そんなポーランドの修道院の出来事を救うのが、フランス人の女性医師マチルド

彼女は実在の人物で、大戦末期ポーランドで、医療活動をしていたマドレーヌ・ポーリアック。
事実はすべて隠蔽されていた為、
彼女の医療記録を元に製作されている。

すべての男性を批判するつもりは毛頭ないが、この世のレイプ事件なども男性にしたら一瞬の行為でも、女性は身籠れば十月十日身体を痛め、その後一生の傷となる。

私はこの作品を数年前に鑑賞していた。

辛すぎてか、何故か言葉に出来なくて、
記憶から消し去っていたような気がする。

昨年「あなたを抱きしめる日まで」を観て
レビューしていなかった事を思い出し、
修道院や、カトリック教区内での隠蔽体質を思い出したのです。


世の中には、生きたいと願う命がたくさんあるのに、闇に葬られる命や、戦争で無くす命がたくさんある事が悲しくてなりません。
nottara

nottaraの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

覚悟して観たけど、やっぱりキツかった。
女性暴行シーンは未遂でも何でも嫌だ…。
(まさにそれこそが実際に起きた残酷な行為なんだけど…。戦争には必ず弱いものへの性暴力が伴う)

最後、希望が見えたのは良かった。

ただ個人的に、院長のその後が気になってしょうがない。
あのまま最期を迎えるまで、「人殺し」として白い目で見られながら、一人で苦痛に耐えるんだろうか。
いくら「神の与えた試練」と言ったって…。

院長のした事は許されない。
でも、修道院に責任を負う立場から、苦しみと葛藤の果てにそれを選択してしまった、というのもわかる気がする。
頼むから、皆あんまり責めないであげてくれ~…と思ってしまった。
院長だって傷を負ってる。それでも逃げずに皆を守ろうとしてた。

真に責められるべきはレイプした兵士達だよ…。
実話がベースの傑作。

1945年12月ポーランド。
フランス赤十字の女性医師は、ポーランド人の修道女から、診察を頼まれる。 診察に訪れた修道院で目にした光景は、ソ連軍の蛮行によって妊娠させられたシスターたちの姿だった。

信仰、神の存在、神の不在、
不条理、戦争。

シスターたちの聖歌にこもる、複雑な感情。
信仰を希望に変える力。
koki

kokiの感想・評価

1.0
映画はコース料理と同じ。何度も言うが、前菜(開始数十分から)が美味しくないとメイン(後半)が美味しくてもその店台無し。
途中で挫折。
実話で社会問題モノだからって面白いとは限らない。
題材がかなり良かっただけに非常に残念。
ルネ

ルネの感想・評価

1.0
2017年8月5日。 監督はアンヌ・ファンテーヌ。

第二次世界大戦末期にポーランドで働いていたフランス人の女医が、ソ連兵に襲われ7人が妊娠した修道院を助けるお話。

女子を演じるルー・ドゥ・ラージュは、童顔でスカーレット・ヨハンソンっぽい感じで可愛らしくセクシー。 キャミソールが良く似合います。

修道女たちは全員同じ格好をしているので、全然判別出来ず。 もうちょっと個性出せや。

ホントは妊娠とか絶対しちゃダメみたいで、修道女たちが信仰との間で悩むのだが、その辺ももうちょっと説明してほしい。「地獄に落ちる」って本気で怖がってるのだが、よくわからない。

何を支えにしても個人の自由なんだけど、キリスト教に興味がないので観てて面白くなかった。

ヌーヴェル・ヴァーグの超退屈な作品みたいに、最後まで観るのがすごい辛かった。 もっとエンターテイメントしてほしい。
かえで

かえでの感想・評価

3.6
かなりしょうげきてきな、あらすじで最後まで耐えれるのか心配だった。ものすごい悲劇にあっても神と暮らす日々
変わらず過ごしていたいのに運命は許してくれない
でも、女はどんな運命でも受けれる強さがある
最後の写真は良かったねと素直に喜べない。このあとも悲しいことが予想できたから…一時的でも幸せであってほしいと願いたい
>|