レイプシーンは無く、その残虐性は想像に委ねられてしまった。
未遂に終わったものの、暴行された主人公は、怯えながら逃げ帰る。ただただ無力感を味わいようやく思い知るその序の口、で、少し変わる。
このような、「それ見たことか!」と言わんばかりの展開がとても嫌い。
主要語りのふたりについても、
「私達はそこそこのリア充でございますので」
感がよく分からない。彼女らが居ないと最凶カルト集団待ったなしになりかねませんが。どのくらい事実に基づいているのか?監督「すべて実際の出来事ですが〜」との事。
自殺した人、梅毒を伝染された人。
このふたりの打ちのめされている絶望的な現実に関心がないのか?大泣きしてもらったり、この人殺しめが!以上!だったりおざなりな印象が強く残る。