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エクスペンダブルズ ニューブラッドのKUBOのレビュー・感想・評価

4.0
今日の試写会は、映画『エクスペンダブルズ ニューブラッド』日本最速試写会!

『3』以来、10年ぶりに帰ってきた『エクスペンダブルズ』。

いきなり「そんなバカな!」って展開で始まって、大ピンチの中「待ってました!」って期待通りにスカッと終わる、これぞザ『エクスペンダブルズ』だ!

今回はR-15指定ということで、前作以上に血しぶきが飛び、身体がちぎれ、ヴァイオレンスシーンがスケールアップ! 大人向きでいいんじゃない?

生え抜きで残っているのは、スタローン、ジェイソン・ステイサム、ドルフ・ラングレン、ランディ・クートゥアだけ。ドルフ・ラングレンが老けたなぁ。

『3』で加入したはずの新メンバーはゼロ。ただ、アントニオ・バンデラスの息子って設定のキャラが出てきてたから『3』がなかったことにされた訳ではないみたい。みんな死んだ?

御歳77歳というシルベスタ・スタローンだが、歳の割には渋くてまだまだイケてる。だけど、さすがに身体動かないだろうから、いかにスタローンの出番を不自然じゃないように少なくして、それでも全体をカッコよく見せるかが脚本の妙。

そういう意味ではジェイソン・ステイサムのひとり舞台が長くなるのは必定なんだが、それはそれでいいでしょう。今まではスタローンの映画にバディ役として出ていたステイサムが本作ではプロデューサーも兼務する。名実ともにジェイソン・ステイサムの映画になった。

今回の敵は、なんとインドネシアの俳優、イコ・ウワイス。他にも力強い味方に、タイのアクション俳優、トニー・ジャーなど、広くアジアの俳優を使っている。中国じゃなくてアジア市場を狙っているようだ。

放題は『ニューブラッド』だけど、原題は”EXPEND4BLES” と第4作であることを強調。ついにシュワルツネガーもいなくなったエクスペンダブルズがいつまで続くのか? ジェイソン・ステイサムが中心となるのは歓迎だが、『エクスペンダブルズ』の原点に立ち返って、この時代の最高のアクション俳優のコラボを見たい。

#タギれエクスペ
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